教育システム
なごみ訪問看護ステーションのOJT制度
自律した訪問看護師・セラピストの育成を目指していく
なごみ訪問看護ステーションでは、初めての訪問看護でも安心して実施できるよう、OJT制度を充実させています。
臨床経験年数に関わらず、チームナーシング制で各チームメンバー全員でサポートします。同行訪問や日々の振り返りなどを一緒に行い、安心して訪問ができるようにサポートします。
毎月1回各チームでミーティングがありチームメンバーと振り返りを行います。OJT期間(入職後4ヶ月)終了後も各チーム全体でフォローします。
OJT期間のスケジュール
1ヶ月目
オリエンテーションや同行訪問を重ね、訪問看護がどのようなものか知っていきます。訪問では見学から始め、少しずつ一緒にケアを実施していきます。
スタッフそれぞれの経験によって、習得している看護技術の個人差があるため、入職時に技術チェックシートを使用し、習得状況を確認します。経験が少ない技術や不安のある技術は、同行訪問しながら一緒に習得を目指します。
2〜3ヶ月目
徐々に単独訪問も増えていきます。 医療機関や介護福祉職とのサービス担当者会議や退院カンファレンスにも、少しずつ参加するようになります。在宅生活を支える地域の多職種の方々との連携についても、先輩と一緒に実施していきます。
看護師は、緊急当番を開始するにあたり不安なことはないか、各チームで話し合いを行い、開始の時期を相談します。
4ヶ月目〜
緊急当番を開始します。事前に、緊急当番に備えてのオリエンテーションを実施します。
緊急訪問の際は先輩看護師と同行訪問し、緊急対応や連絡方法を学びます。
5ヶ月目〜
1人で訪問することが増えますが不安なこと、心配なことがあればいつでも各チームの先輩がフォローします。またOJT期間が終了後も悩んだ事例については、ステーション内のセラピスト、スペシャリスト等かコンサルテーションを通して一緒に相談にのってくれます。